令和7年度大学入試 合格体験記
進学校
・名古屋工業大学 工学部 物理工学科
合格校
・同志社大学 理工学部 電子工学科
・名城大学 理工学部 電気電子工学科 |
① 僕が実際に行っていた勉強習慣
② 後悔していること
③ 共通テスト、二次試験対策
の3つのことについて書いていきます。少しでもためになってくれたらうれしいです。
① 僕が実際に行っていた勉強習慣
<平日>
僕は学校が近かったので朝6時前に起きてから、6時から8時まで勉強をしてから学校に行き18時まで学校に残って勉強をして家に帰ってお風呂と夜ご飯を済ませてから、 20時から23時前まで勉強をして23時から24時には寝ていました。朝に勉強するのはおすすめです。特に朝は数学や物理がいいと思います。
<休日>
僕は塾に行ってなくて家ではさぼってしまうので9時から18時までは図書館で勉強していました。それからまだ余力があればカフェなどに行って帰ろうと思うまで勉強して家ではあまり勉強していませんでした。
<夏休み>
図書館や学校、カフェで勉強していました。僕はゲームがすごく好きで受験勉強をする前はたくさんしていたけど、受験勉強を始めてからは少しずつ少なくしたほうがいいと思い夏休み時点では一日に1時間だけは許していました。一気にやらないって決めてそれができる人はいいと思うのですが、僕は我慢しながら勉強するとどうしてもゲームのことを考えてしまうので徐々に減らしたり、時間を決めたりすることがいいと思います。夏休みの勉強内容としてはとにかく英語を頑張っていました。比率で表すなら数学3英語4国語1理科社会2です。また、自分が目指していた大学の過去問少しだけを解いていました。この時に過去問を解くと自分がどのレベルまで上げないといけないかがわかると思います。
<冬休み>
週に1回は友達と勉強して、勉強のモチベがさがらないように工夫していました。友達と勉強したら集中できないと思う人もいるかもしれないけど、この時期になると受験が終わってくる人がでてきて、僕はそれがすごく羨ましく見えてきて勉強が嫌になってしまうから、そうなるくらいなら友達と少し話してしまうけど、楽しく勉強していました。友達と一緒に時間を測り共通テストの過去問などを一緒に解いていました。
② 後悔していること
僕が後悔していることは、早くから勉強しておけばよかったなということです。僕は勉強する習慣がほんとになかったです。そんな人におすすめなのが3年生になってとりあえず補習を全部取るということです。そうすると18時までは勉強の習慣ができると思います。後期からは自分に必要だと思う教科をとっていました。
③ 共通テスト、二次対策
<共通テスト対策>
一番はたくさん演習をして慣れて点数を安定させることが重要です。周りにまだ基礎が固まってなくてとりあえず演習をしていた友達もいましたが、共通テストの形式に慣れただけでは点数が安定しないと思ったので、僕はしっかりと基礎を固めてから演習していました。
<二次試験対策>
数学と物理、英語があり、数学と物理の比重が大きかったのでそれに比例して時間を費やしていました。二次試験の数学、物理は1問1問に時間がかかるので、一回休憩してからやるのではなく、しっかりとやりきることが重要です。なぜなら、試験本番では試験中に休憩はないからです。また、僕はまわりのペンの書く音が気になって本来の力が発揮できないことがあったので、YouTubeで試験中の音を聞きながら勉強していました。この勉強をしてからは試験中にペンの書く音に気になることが少なくなりました。
最後に受験勉強において大切なのは息抜きをすることです。ずっと頑張ることは継続が難しいので放課中に友達と話したり、少し部活に参加して運動したり、音楽を聴いたり、息抜きの仕方は人それぞれですが、受験はとても長い戦いなので、自分なりの息抜きの方法を見つけて頑張ってください。みなさんが自分が志望している進学先に進学できることを願っています。
進学校
・愛知県立大学 外国語学部 英米学科
合格校
・南山大学 人文学部 日本文化学科
・愛知大学 文学部 日本語日本文学科 |
私は志望校自体を決めたのは高1の秋くらいでしたが、部活動が忙しかったので高3になるまで受験勉強はほとんどしていませんでした。だけど、高3になったらきっと勉強で忙しくなるだろうと思ったので、志望校のオープンキャンパスに行ったり、英検を受けたりするのは2年生のうちにやりました。
3年生になって部活を引退した後も何をしたら良いかよく分からなかったので、とりあえず自分が理解出来ていない所を把握するために基礎的な問題を解くところから始めました。この時期は応用に手を出すのではなくて、教科書の基本的なことを勉強していくと良いと思います。そして、基礎固めのために授業や定期テストにも真面目に取り組んでいました。3年生になると、新しいことを習うというより復習が中心になる授業も増えるので、一つ一つの授業を大切にするよう心がけていました。教科関係なく、予習も必ずするようにしていました。また、私の周りには受験勉強がしたくてテスト勉強が疎かになってしまう人もいたのですが、テストの勉強をすることも受験には役立つと思います。特に、国語や英語の教科書に載っている本文には重要な熟語や構文がたくさんあるし、1つの文章を細かく読み解く貴重な機会になるので定期テストも頑張ってみてほしいです。
夏休みに入る前には、担任の先生とお話して勉強の目標を具体的に決めました。この頃には自分の苦手分野をある程度把握出来ていたので、夏休み中はそれを克服することと、そっちに気を取られて得意分野の勉強を怠らないようにすることを意識していました。
例えば、数学は青チャートを使って苦手分野の問題を重点的に解いて、英語は毎日1題は長文を読むようにしていました。英単語、古文単語などの暗記系は空き時間に見るようにしていました。8月くらいには赤本を買って、国公立の2次試験に向けた問題を解き始めました。記述式の問題は、定期的に解かないと感覚を忘れてしまうので週に数回は解くようにすると良いと思います。
夏休みが終わった後も記述式の問題とマーク式の問題を半々くらいで解いていって、12月からはほとんど共通テスト対策しかしていませんでした。私たちの年から傾向が変わって、過去問を解くだけじゃ不安だったので今までの模試の問題も繰り返し解くようにしました。
共通テストのあとは、記述問題を先生に添削して頂いて、減点されないような答案をつくれるようにとにかく問題を解きました。
1年の流れとしては上記の通りですが、もちろん思うように勉強できない時もたくさんありました。大事なのは、そういう時に引きずるんじゃなくて切り替えて勉強することなので、ちゃんとメリハリをつけるようにして下さい。
あと、私が特にやっておいてよかったなと思うことが2つあって、1つは第一志望校を高めに設定しておくことです。私は共通テストを受けた後に第二志望にしていた大学を受けることを決めたのですが、そこよりもレベルの高い第一志望校の対策を1年間してきたおかげで、精神的な余裕を持って受験校の2次試験対策に取り組むことが出来ました。ゲームでも強いキャラの方が倒したくなるみたいに、その方が勉強のモチベも上がると思います。
もう1つは、色々な大学の問題を解くことです。私は塾に行っていなかったので、土曜学習会や補習は欠かさず参加していました。その度に、先生方が選んでくださる様々な大学の問題に当たることができました。本番で急に形式が変わることも十分考えられるので、対応力をつけるために志望校以外の問題も必ず解いておくべきだと思います。
多分、行きたい大学もなくて悩んでる人もたくさんいると思います。自分が何をやりたいのか、どこに行きたいのか分からないという人ほどたくさん勉強したほうがいいです! 実際、私も受験生になって勉強していくうちにやりたいことを見つけました。
でも、3年生は高校生活最後の年なので学校行事とか楽しむ時はとことん楽しんでください! そういうことに一生懸命取り組める人は、きっと勉強も一生懸命頑張れると思います。1番いけないのはストレスを溜めてしまうことなので、しっかり睡眠を取ったり、友達とお話したりして休息も大事にして下さい。
過年度入試 合格体験記
進学校
・神戸大学 文学部 人文学科
合格校
・南山大学 人文学部 人類文化学科 |
僕が受験勉強をしていた約1年間、何を意識して勉強してきたかを書いていくので、役に立ててもらえたら嬉しいです。
Ⅰ 教科ごとの勉強法について
① 英語
英語で一番大事なことは、長文を読まない日を作らないことです。長文を読まない期間があると、長文読解の精度もスピードも落ちてしまうので、毎日長文を読んで、いつも英文に慣れている状態にしておいてください。また、常に語彙を増やしていくつもりで英語に取り組むことも大切です。単語帳を何冊もやる必要はないですが、今使っている単語帳は関連語やコラムに載っている語も含めて完璧に覚えてください。あとは、単語帳に載っていないのに長文に頻繁に出てくる熟語や単語をその都度確認していけば基本的にはどんな英文にも対応できると思います。
② 国語
まず、古典と漢文の基本事項を徹底的に叩き込んでください。早いうちに基礎を固めておかないと、直前期まで基礎の確認に時間をとられて演習に十分な時間を割けなくなります。僕は、古文では読んだ長文の復習としてその長文の逐語訳を、漢文では基本句形をひたすら暗記していました。現代文は、とにかく文に慣れることが大事です。僕は休憩時間に小説を読んだりしていました。気分転換にもなるのでおすすめです。
③ 数学
僕は数学が一番苦手で二次試験での配点も低かったので応用レベルの問題にはほとんど手を出さず、基本レベルの問題の解法暗記をやっていました。それがある程度定着してきたら共通テスト対策や大学の過去問15年分くらいを何度も繰り返し解いていました。どの教科もそうですが、数学は特に繰り返し同じ問題を解くことで実力がつくのでいま使っている参考書1冊を使い続けたほうがいいと思います。
④ 理科・社会
歴史科目は定期テストの勉強が受験勉強に直結するので、定期テストの勉強にも力を入れていました。一度覚えておくと、あとから復習したときに定着が桁違いに早くなります。理科や倫理・政経は学校での授業がアウトプット中心になるので、自分ではインプット中心にやっていました。知識が定着していない状態で演習に取り組んでも効果が薄いので、インプットは怠らないでください。
Ⅱ いつ、どんな勉強をしたか
僕は1、2年生のときに受験を意識した勉強をほとんどしてこなかったため、3年のはじめはまだ基礎があやふやでした。そのため夏までは基礎を固めると決め、古典文法や英単語、チャートの例題を頭に詰め込みながら、短めの英文を読んでいました。夏休み前までは共テ対策はほとんどやりませんでしたが、国語は早めに慣れておいたほうがいいと思い、週に1回くらいのペースで時間を計って過去問を解いていました。
夏休みは二次試験で必要な国、数、英を重点的にやっていました。反省点はお盆期間に誰とも会わず家にこもって勉強していたので、モチベーションが下がってしまいあまり集中できなかったことです。どうしてもやる気が出ずに効率が下がるくらいなら友達と一緒に勉強してリフレッシュするのもアリだと思います。夏休みは自分の好きな勉強ができる最後のまとまった休みなのでここで苦手科目を基礎から徹底的に潰していってください。
学校祭が終わったくらいから共通テストの演習を本格的にはじめました。配点にもよりますがこの時期くらいから共テが終わるまでは二次試験の対策はやめて共テの対策に集中したほうがいいと思います。
共テが終わったらとにかく過去問を解いて出題形式に慣れていました。共テ直後は誰でも気が緩んでしまうのでどれだけ早く切り替えられるかが重要です。
Ⅲ 勉強面以外について
第一に睡眠時間を削って勉強するのは絶対やめてください。寝ないと次の日の勉強効率が下がるので最低でも6時間は寝るようにしましょう。僕は寝る時間を11時半から6時半に固定していました。また日中でも眠くなったら10分程度仮眠を取っていました。
受験期間はメンタルも安定しないと思います。僕の場合、不安でどうしようもないときはひたすら勉強して気持ちを落ち着かせていました。ただし演習をやっても焦って変なミスをしてしまい余計に不安になるので、暗記科目の知識の入れ直しをやるだけにしていました。それもつらければ、やはり誰かに不安を吐き出すのがいいと思います。
あとは当然ですが解ける問題から解き、試験が終わる瞬間まで諦めないでください。これが結局1番大切です。大げさではなくこれが合否を左右すると思います。
Ⅳ 最後に
受験期は二度と思い出したくないほどきつかった期間である一方で、「自分は最後まで努力することができる」という自信をつけることができた期間でもありました。受験勉強はつらいことも多いですが、今振り返ると悪いことばかりでもなかった気もします。1年後にはほぼ全員が受験を終えているはずです。そのときに受験期を少しでも意味があったと思えるようにがんばってください。
みなさんが納得のいく進路を実現させることを願っています。
進学校
・名古屋大学 工学部 エネルギー理工学科
合格校
・名城大学 情報工学部 情報工学科 |
勉強法というより高校生活で自分の経験したものや感じたものを伝えたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。
〇1年生
個人的にライバルともいえる友人と出会えたことが、高校生活において大きな影響を与えてくれました。1年生の時は、数学は好きだったので数学だけは勉強をし、他の教科は課題をこなす程度でしたが、当時の担任の先生から「その友人に全教科で勝ってみたら」という言葉に乗せられて勉強してみたことが、高校生活1番の変化だったと思います。なので、ともに高めあえる友人を見つけることは大切だと思います。
〇2年生
勉強をしてみてたまたまでも上がった成績をせっかくなら維持しようと思い、そこから日常的に勉強をするようになりました。この2年生の時に学んだことは謙虚さです。これは受験においてだけでなく人間性の成長においても大切だと思います。勉強面ではもう少し理科を重点的にやればよかったなと反省はあります。
〇3年生1学期
僕はこの時期に名大模試を受けました。気が早いと思うかもしれませんが、この模試のおかげで自分が得意である数学でさえもどれほど狭い世界を見ていたのかを知ることができました。ここでの焦りを感じることがこの時期にこの模試を受けるメリットだと思います。
結局、焦りを感じることが人を動かす1番の原動力と思うので、焦りを感じることは必ずしも悪いことではないと思います。なので、この時期や夏休みに目標とする大学の過去問に触れることは、自分の立ち位置を知るだけでなく焦りを感じるためにも大切だと思います。
〇夏休み
夏休みは特にこれといったこともなくとにかく勉強しました。しかし、もっと勉強すればよかったと反省はあります。これに関しては、こう感じるくらいが正常なのかなと思います。逆に、満足できるくらい勉強したとなるとそれはどうかと思うので、とにかく勉強してください。
〇2学期
11月頃に第2回名大オープンがあり、成績が全く上がらず、そこで焦るよりも落ちこんでしまったことが、今考えても無駄な時間だったと思います。一度落ち込むといろいろ考えてしまい、不安だけが出てきてしまいます。これに関しては、考えるだけ無駄だと思うので勉強すればいいと思います。結局、不安を解消する1番の方法は手を動かすことだと思うので、つらいとは思いますが勉強するしかないと思います。
〇共通テスト
共通テスト直前が個人的には1番成績がのびました。共通テストが近づくと緊張するかもしれませんが、この時期誰しもが同じ状況であり、人生数少ない経験のうちの1つだと考えてせっかくなら楽しんでやろうと、楽観的に考えるくらいが丁度いいと思います。それよりも心配すべきは共通テスト後です。ここで自分は浮かれてしまい、先生にありがたくも喝を入れてもらえたことで、なんとか立ち直りました。受験において浮かれることが何よりもたちが悪いと思います。なんだかんだ少し不安と焦りを感じるくらいが丁度いいのかなと思ったりもします。ここを乗り越えると自分はこの時期の勉強が一番楽しかったです。この勉強を楽しいと思えたことも1つの成長かなと思います。
〇2次試験まで
この時期もわりと学力は伸びました。僕は数学が得意と言っても記述式の数学が得意だったので、特にここを伸ばそうと思いました。そのために苦手な単元や目指す大学でよく出る単元などの問題を、参考書やYouTubeなどからできる限り多く解きながらノートにまとめて、本番1週間程前になるとまとめた問題を解きなおして復習するような勉強をしました。正直、数学が好きなのもあってこの勉強が1番楽しかったです。もちろん他の教科も今まで使ってきた問題集などをひたすら解きなおして勉強しました。
〇最後に
受験において何より大切だと感じたことは人との関りです。絶対に1人では乗り越えられないです。人との関りの大切さを知ってください。そして、みなさんには受験を通して成長を感じてほしいです。せっかくの機会なので勉強だけできるようになるのはもったいないと思います。なので、勉強に加えて何か他に成長をしてください。納得のいく結果になるよう頑張ってください。
進学校
・名古屋大学 文学部
合格校
・南山大学 人文学部 人類文化学科
・愛知大学 文学部 歴史地理学科 |
受験を終えてから時間は経っていますが、合格に向けた私なりの取り組みを振り返りました。何か参考になることがあれば嬉しいです。
私が志望校を決定したのは2年生の頃でした。行きたい学部は前々から定まっていましたが、担任の先生の薦めで、より上の大学を志すようになりました。当時は到底無理だと思いましたが、目標は高い方が自然と「勉強しなきゃ」という気になるので良かったです。
具体的な勉強法です。私は塾に通っていなかったので、受験勉強の中心は学校での学習と自習でした。朝は8時に学校へ行き、部活や補習のない日は18時まで残って予習や復習をするというサイクルを出来る限り続けました。習慣化してしまえば特に辛くはなかったです。土曜学習会や補習も積極的に利用しました。ただやはりどうしても、早い段階から意欲的に勉強している人は少ないので、周りの目が気になったりすることもありました。そんな時は、必要なことなんだから恥じることはないと自分に言い聞かせていました。
1,2年生の頃はとにかく基礎を固めました。基礎が身についていなければ、応用も何もできません。部活もあったので、通学中などの隙間時間に単語を詰め込みました。
3年になってからも基本は変わりませんでした。参考書のレベルを上げ、次第に受験を意識し始めました。夏休みに第1回名大オープンを受けるのに併せ赤本を購入しました。早い時期に志望校の傾向を知ることで、自分の立ち位置を理解し、苦手分野も早くから対策をとることが出来ます。私は英語が苦手だったので、先生に指導をお願いし、夏休み以来ほぼ毎日長文のプリントを解いていました。共通テストは時間勝負の所があるので、何度も解いて問題に体を慣らすと良いです。秋冬は殆ど共通テストの対策に時間を充てました。もう少し二次対策にも時間を割くべきだったとは思います。こうして自分なりに勉強してはいましたが、模試の判定はなかなか上がらず、寧ろ下がっていました。多少落ち込みはしましたが、結局は本番が全てなので、この時点で志望校を下げようとは思わず、勉強を続けました。
しかし共通テスト本番では、ボーダーすれすれの点数で、第一志望校に出願するかかなり迷いました。自分の自信の無さと意志の弱さが出たのですが、先生方に相談をし、背中を押していただいて、第一志望に挑戦することを決めました。
出願してからは、もう後が無いとひたすら勉強しました。恐らく追い込まれたこの時期が一番成績も伸びたと思います。学校の学習会に参加し、赤本を約10年分遡りました。この頃に関わらず、問題を解く上で意識していたのは、分からないところをそのままにしないことです。特に数学は、何度も先生に質問しました。
最後に、受験は何が起こるか分かりません。私が伝えたいのは、諦めず努力してほしいということです。陳腐な言葉ですが、目標に向かって精一杯力を尽くした経験は、合否に関わらずきっと皆さんの糧になります。皆さんはまだ受験生になる実感が湧かないかもしれません。それでもいずれは受験の辛さを身をもって感じると思います。そんな時、支えになるのはやはり人との関わりです。先生方を頼って、友達と励まし合い、乗り越えてください。応援しています。